4. いままでにお世話させて頂いた患者さんたち
N.T. さん 関東地方在住 男性 移植手術当時 49歳
1989年1月 国立腎臓研究所にて腎移植手術実施
5年前から糖尿病性腎障害を患っておられました。
89年のある日の午後10時過ぎ、現地医師団より当会東京事務所に「N.T. さんの組織型に合致する少年が脳死状態に陥り、ご両親から腎臓の提供の申し出があったので、大至急来院するように」との電話が入りました。
私共は、N.T.さんにこの吉報を即座にお伝えし、翌朝の飛行機をパソコン通信で確保。(この時代はインターネットなどありませんでした)成田空港でN.T.さんご夫婦と待ち合わせ、一路マニラに飛びました。
突然のことですので、N.T.さんも仕事の調整等をつけるため、昨晩は一睡も出来なかったとおっしゃっておられましたが、マニラ到着後、即座に国立腎臓研究所に入院。再度の事前検査を済ませ、この日の夜遅くに手術は行なわれました。
術後は約一月半の予後管理を受けられ、無事に帰国されました。

「明日は晴れての帰国」の日アラノ博士と記念撮影(左は奥様)
ここでは年度の古い患者様を中心としてご紹介しております。
ここ数年で移植手術をお受けになられた患者様につきましては、プライバシーに十分配慮のうえ、ご面談時に写真や資料をご覧にいれます。