腎臓移植

フィリピン腎移植
4. いままでにお世話させて頂いた患者さんたち
J.D.さん 近畿地方在住 男性 移植手術当時 69歳
1990年 1月 メディカルシティー病院にて腎移植手術実施


私共がお世話させていただいた最高齢の患者さんでした。
まもなく透析生活に入るという段階で、すでに腕にはシャントが準備されていました。
手術前に一度は渡航して受ける「組織適合検査」でも、通常は行なわない、心臓への負荷試験等も実施しましたが、この事前検査の段階で、医師団からは「移植手術には比較的大きな危険を伴う」との所見が発表されました。

その後一旦帰国され、ご家族との話し合いの結果、やはりご本人は移植手術に強い希望を示されたため、危険性をご家族に改めて十分にご説明の上で手術に臨みました。

移植手術そのものは、心配していた体力的な問題もなく無事に終わり、ICUで三日ほど過ごされた後、一般病室に移りました。
一般病室に移られてから5日後、誠に不幸な結果が突然に患者さんを襲いました。
それは、食事が喉に詰まり、呼吸不全を起こしてしまったのです。

最も危険な時期を無事に通過しておりましたので、ご家族も私共も一安心していた矢先の、非常に不幸な結果でした。

改めてご冥福をお祈りいたします。

ここでは年度の古い患者様を中心としてご紹介しております。 ここ数年で移植手術をお受けになられた患者様につきましては、プライバシーに十分配慮のうえ、ご面談時に写真や資料をご覧にいれます。